家族

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この一週間は再び宇部に滞在。

父はかなり厳しい状況ながら、
積極的治療は継続、
覚悟はしているが、それでも信じる。
もうすぐ入院から一ヶ月、闘っている。

自分は毎朝神頼み、
両親が結婚式をした神社だ。
信心などかけらもない薄情でリアリストな両親だが、
多くの人と家族のために尽くしてきた善人ですと、
結婚式をしたよしみで守ってくださいと、
図々しくお願いをする。

母がいちばんキツイだろう、
面会の度に一喜一憂し
来る日も来る日も泣いている。
ほかの家族も皆疲れている。

だけど、
今回のことがあって、
いつぶりかというくらい家族とたくさんの時間を過ごして、
自分はこの家族が本当に大切で大好きなのだと、強く実感した。
末っ子なのもあって、
みんながずっと可愛がってくれたし、
守ってくれていたように思う。
大人になってから何度かあった、
つらくて悲しくて死んでしまいたいっていう時は、
気がつけば家族に電話していた。
家族の声を聞くだけで、
大の男がみっともなく大声で泣いた。

何も言わず突然地元に帰った日、
いつも言葉数の少ない父が長崎ちゃんめんへ連れて行ってくれて、
詳しいことは何も聞かず、
「まぁ、好きなだけ宇部におれ」
と言ってくれたこと。

実家で無気力に過ごしていた時、
いつもはあれしろこれしろと口うるさい母に
「何も出来なくてごめん」と言ったら
「大ちゃんはどうせいつか頑張るから、心配してないよ」
と言ってくれたこと。

バンドの解散を発表した時、
当時沖縄で働いていた姉が突然電話をくれ
「いま暇やろ?沖縄に遊びにきたら?」
と航空券を送りつけてきてくれたこと。

どこで誰と何をしていても、
家族が味方でいてくれるという確信が、
どれだけ自分を支えてきてくれたか。

父は入院しているけど、
みんな疲れているけど、
心は沈んでいるけど、
それでも家族みんなで宇部に集まって、
ご飯を食べる時間は特別だったし、
よかったな大好きだなって思う。

この家族に生まれてきてよかった。

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