エンタメ音楽の成立条件

世界一好きな曲を歌ってみた動画。

もともとボカロ用に作ったオケを、キー調整すれば自分で歌えるじゃん!と気楽に始めたのだけど、当たり前だけどそれぞれの楽器の音域調整が大変で普通に大変だった。
エレキギターもキーチェンジで誤魔化したかったが、大部分弾き直した。
真面目な自分が好きだ。

誰かと比べようとさえしなければ、自分はつくづく自分の歌声が好きで、音源を作ったら筋トレ中などに延々と聴いている。
制作中、何百回も聴くのに、完成してからも何百回と聴く。
聴くたびに「ああ、もう少し発音が良ければいいな」とか「ここは余裕がないよな」とか思う。

なんだかんだで、歌う側にちゃんと余裕があることが、聴く側が心地いいひとつの条件だと思う。
歌う側がずっとキャパいっぱいで、リソース使い切った状態だと、聴く側は「がんばれ…!がんばれ…!」という応援モードに入る。
これでは発表会だ。
もちろん、声を振り絞って全身全霊全力全開で歌うのは魅力的だが、それは一曲につき一発限りくらいにした方が良い。

自分はレコーディングやこういう動画などでは、環境に慣れている分これでもそこそこ余裕を持って臨める。
が、ことライブにおいては今年これまでの全ステージ全曲、全身全霊を振り絞っていた。
ライブ映像を見返す度に「がんばれ自分…!」と拳を握る。
これでは自分の好きなエンタメ音楽としては失格なのである。

歌う度に、歌詞やコードを間違えないように一生懸命なのがまず良くない。
振り返れば自分がいいライブできたなって思う時は、
「自分の曲を間違えるとか忘れるとか、ないからwwwwありえないっしょwwwwだって自分で作ったんだよ?wwww」
って思っていた。
この生意気なまでの圧倒的余裕。
今は自分で作った曲を端から忘れるようになってしまった。
「仕事でたくさん作るから」とか「歳とって他に覚えることも多いから」とか、いいわけは無限に思いつくが、つまるところは「練習不足」である。
昔は曲ができたら延々と練習して、延々と録音を聴いていた。

11月2日に大切なライブを控えている。
今年最大の余裕を持てるよう、あーだこーだ言わずいっぱい練習します。

フル動画↓

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