「普段着の音楽会」という場所
蕨市"機まつり"のステージ実行委員が開催しているイベントで、今年初めての開催だった。
自分は去年、機まつりの「スターライトステージ」の選考に初めて心臓バクバクで応募して、ありがたいことに出演をさせてもらって、微力ながらお手伝いもさせてもらった。
そこで初めて、自分の住んでいる街にこんなに熱い音楽人たちがいるのだと嬉しくなり、そのメンバーとフランクに再会できる『普段着の音楽会』も毎回楽しみにしている。
ライブでもあり、祭り本番に向けた交流会でもある。
思い思いに食べ物飲み物を持ち込んで、わいのわいのやっている。
とはいえ毎回本番でも使用するような本格的な音響セッティングを組むし、YKJをはじめとするプロミュージシャンたちも参加するしで、非常に贅沢な発表会だ。
普段着の、というタイトルもいいし、YKJシュウゴくんがよく話している「普段ライブをあまりする機会がない人たちも、気楽に参加して楽しんで欲しい」という、おそらくは運営チーム全体が意図しているであろうコンセプトがまた胸を打つ。
当たり前だけど、各々が問題や苦悩を抱えている。
『普段着の音楽会』には、音楽人たちの等身大の喜び、熱狂、孤独、苦悩などがごちゃ混ぜで渦巻いていて、それら全部を「ただ音楽ができる幸せ」「ただ仲間と過ごせる幸せ」が抱擁しているように感じられる時がある。
そのあまりの寛容さ、おおらかさに心配になることもあるが、自分は間違いなくそれに救われた一人だ。

