差し伸べられた手に導かれて
【今年は運営側に入りました】
去年勇気を振り絞って応募・出演させてもらったキラッキラのお祭りライブ
「わらび機まつり・スターライトステージ」
今年はその時のご縁がつながりまくり、
なんとびっくり私も運営に参加しております。
スターライトステージは例年、蕨駅前、最高のロケーションでお祭りの顔なのだけど、今年は駅前が再開発工事を行なっていて同じ場所では開催できなくなった。
例年の運営チームが春から代わりの候補地を探してくれていたが、進もうとすると立ちはだかる壁に四苦八苦している姿を見ていて、何かできることはないかと私も参戦した。
その後、チーム一丸で方々駆けずり回ってようやく場所が定まりつつあるという今日この頃。
祭りの実行委員トップからは「今年はおとなしく、集会所や会議室なんかで、仲間内でライブしたら」などと言われたりもしたらしく、これには非常に憤った。
運営チームの絆は強いが、身内でやればいいなんて誰も望んでいないのを、私は知っている。
想いはそれぞれにあれど、ひとつ共通しているのは「この街を、祭りを盛り上げたい。来てくれる人に楽しんでほしい」ということだ。
そんなことはあのステージを一度でもちゃんと見てくれれば、誰にでも、あんたにでもわかるはずだ。
私は近年引っ越してきた余所者で、自分の住む小さな街の駅前に組まれたステージに、最初は期待せずに立ち寄った。
でも音が鳴り始めた瞬間に、その本格的なサウンド、ベストを尽くされたセッティング、出演者と運営の熱量に圧倒され、これは地域の祭りの簡易ステージではなく、街ぐるみの小さな野外フェスなのだ、と感じた。
プロアマ問わず、老若男女問わず、そのフェスで鳴らされるすべての音には緊張と喜びと真剣さが溢れていて「自分もここで歌ってみたい」と思わせてくれたし、蕨が、機まつりが、自分にとって特別になった瞬間だった。
誰がなんと言おうと、今は仲間である運営チームのみんなが守り受け継ぎ、真剣に取り組み続けてくれたこのステージに、私は魅せられた。
私のような人は少なくないと信じているし、これからも出会い続けるだろう。
声の大きな保守派よりも「いつか自分も」と小さな炎を燃やす今はまだ顔も知らない誰かへ、
自分も微力ながら手を差し伸べられたらと思う。



