僕がホームページを作った理由
こんにちは、はるどりです。

ソロ活動を始めてから約8年。ネット上のあちこちを転々としました。
一時期は「ホームページなんてもう古いぜ!へっ!」と思って、SNSやYouTubeにばかり傾倒していましたが、
一周回って、恥を忍んで、ホームページへ戻ってまいりました。いや、ずっとホームページをやりたかったのだ僕は。
昔、僕が自作ホームページで活動していた10年前くらいに比べ、ずいぶん時代が進んでね、自分の生活もだいぶ変わったし、僕自身SNSやYouTubeばっかりで、誰かのホームページを見ることなんてほとんどなくなっちゃった。
それで、なんか現代人ぶって「ホームページなんてもう古いぜ、けっ!(涙目)」みたいになってたんですけど、まぁ、本心を言うと寂しかったよね。
手塩にかけた作品や文章をSNSやYouTubeに発表してもさ、あっという間にタイムラインに押し流されて発見するのすら難しくなって、せっかくお気に入りのデザインやアートワークも、スマホの上でちっこく表示されて終わり。誰でも気軽に作品を出せる素晴らしい世の中になるにつれ、僕は作品を出すのすら億劫になっていた。
今の時代もHPをやってるアーティストはいっぱいいるし、これは半分以上言い訳だと思う。要するに僕はものすごい速さで進んでいく時代の中で、自分の作品の残し方を完全に見失っていた。だって、僕はCD作って、それをお客さんに買ってもらうことが超幸せだったんだから。キャラメル放送に包まれたこだわりのデザイン、透明のケースをひらけば現れる銀の円盤、プレイヤーに入れて再生を押す時のドキドキ感。
あの時代はもう戻らない、戻れない。CDプレイヤーも捨ててしまった。人間は便利さには勝てない。
iPhoneはあまりにも最高すぎる。漫画すら、紙ではほとんど買わなくなった。
そんな日々の中、ホームページを作ろうと思ったのは去年の夏。高校の同窓会に出席した時だったと思う。同窓会と言ってもクラス会とかじゃなく、卒業生全ての世代が集まる一大パーティーみたいなやつ。それが、毎年各地域で開催されている。うちの高校は結構な進学校なため、大物が集まるし、元総理大臣なんかもきてたし、そうでなくても知的で面白いキャリアを歩んでいる人が多い。
そこでたくさんの良縁に恵まれて、先輩方には可愛がってもらい、後輩たちも話していてとても面白かった。都度自己紹介をし合うんだけど、その時に僕は「ミュージシャンです」って言って、YouTubeやSNSのアドレスを教えていた。それをする度、強烈に違和感を感じたのだ。
「これは自分じゃない」
YouTubeも各種SNSも、それぞれにデザインされた画一のスペースだ。
作品そのものを知らせるには支障ないけど、自分がどんなミュージシャンで、
どんな思いを持って歌っているか、伝えることは全くできないと感じた。
素敵な人に出会うほど、YouTubeしか見せられない自分が嫌になって、それでホームページを作ろうって思ったんだった。
それから、ホームページのことを考えるほどにワクワクしたのを覚えてる。
僕にとってホームページは自分の作品の一つなのだとはっきり思った。
素晴らしいデザイナーにデザインしてもらうのもいいけれど、カスタマイズ思い通りにできるようじゃなきゃ意味がない。
だから、自分で全部デザインできるようにしたかった。
ここが大きなハードルで、それが途方もなさすぎて、HPを諦めていた部分もある。
時間がかかりすぎる上に、お金もかかる。それをしたとしても、自分にはデザインのセンスがない。
無駄な努力ではないか・・・?そう思って、ヘソを曲げていた。ほんとはHPが好きなのに。
で、1から勉強した。
足掛け半年くらいだろうか。ようやくHPの公開と、ブログの設立に漕ぎつけた。
ぜんぜん簡素なデザインなんだけど、この簡素なデザインに辿り着くまでもほんとうに長かった!笑
簡素にならないんだよ!テンプレにはごちゃごちゃ色んなのが張り付いてて、それを取り除くのも大変だった!がんばった!笑
でもね、今までと違うのは、これで本当の意味で
「自分でハンドルを握れるHPができた」
「Web上の活動の拠点ができた」
ということ。こうしてブログを書くのも自由自在、広告も出ない、簡素!簡素最高!笑
なにより、ここに大切な作品を残せる。僕は作品たちの居場所を作りたかった。
CD作らなくなっちゃったからね。
誰でも入れるちいさなアトリエ。
お気に入りの作品に浸れるネット上の個展。
来てくれた人には、大切な音楽を手渡していきたい。
そんな感じで、HPやっていきます。
よかったら、たまに覗いてやってください。

