音楽と友達

先日は母校「宇部高等学校」の全世代同窓会「かたばみ総会」へ。

今年度40歳になる卒業生が幹事を務めるのが通例で、自分も幹事側として参加させてもらいました。

僕は「高校時代に戻りたい〜!」とか思うタイプではなく、どちらかというと「陰キャ黒歴史すぎて思い出したくもない…」という方だから、特に誰かが嫌いだったとかではないんだけど、同級生たちに会うのはちょっと気が引けた。でも、いざ会ってみるとあまりにも自然に心が高校時代に戻っていって、そうすると「高校時代にも結構話してて楽しい人や、話してみたかった人がいたんだな」ってことを思い出せた。

あの頃どうしても『クラスで人気のおもろい人たち』とは壁を感じていた。自分はそっちにはいけないのだという寂しさや悲しさ、妬み嫉みが心の中で引っかかっていつしか膿んでしまっていたのかもしれない。この再会では、むかし仲が良かった人とも、話したくても気が引けていた人気者とも、びっくりするほどふつうに喋れたし、みんな本当に良い歳の取り方しているんだなって誇らしくもなった。出身高校なんて、社会に出ればほとんどの人は気にしないし何の看板にもならない。だけどかたばみ会にでると「こんな素敵な人たちと、青春の思い出を共有してるんだな」ということが妙に誇らしく思えてくる。次いつ会えるかわからない人たちばかりだけど、好きな人が増えすぎてつらいとすら思った。

スタッフとしては余興担当を承り、ステージで演奏をさせていただいた(ちょっと前に言ってた大きな舞台、っていうのはこれだ)。自分も含め同級生の音楽家たちと、このために来てくれたプロプレイヤーたちが演奏を支え、ボーカルをいろんな人に入れ替え立ち替えバラエティ豊かなステージに。僕は「Volare」「め組のひと」「カントリーロード」の3曲でギターと歌をやらせてもらった。

舞台全体のプロデュースをしてくれた歌手「大塚茉莉子」さんは小学校からずっと一緒で、中学の頃、彼女の歌を初めて聴いた時からファンだったし、自分が音楽をやり始めてからは彼女と音楽をやるのはひとつの夢だった。(本人には内緒) 年月を重ねて久しぶりに聴いた生歌は「これは人の心を変えられる歌だ!」と思ったし、カントリーロードをハモった時は胸が震えた。完璧な選曲とステージでの輝きはさすがとしか言えない。またの機会をぜひ作りたい。

大塚さんのYouTube⬇︎

https://www.youtube.com/channel/UCU_evJGBZKetU7BcTxIBYyg

全編通してファンタスティックなピアノ伴奏を手がけたクラシックピアニスト「西村優」 さん。彼女とアンサンブルしている時間、音楽の話をする時間は知的で創造的でものすごく楽しかった。クラシックとポップス、畑違いなのに完璧に合わせてくれてひたすら気持ちよかった。(僕にクラシックは無理なのでw) 大塚との「con te partiro」はあまりの感動に( ゚д゚)ポカーンした。また2人の演奏が聴きたいし、YouTubeに動画出してほしい(願望w)

そして大塚が出会わせてくれたプロプレーヤー 立田 弘信 さん、Yosuke Fujii さん。優しく温かく楽しい演奏に加え、僕らの抜けも完璧にサポートしてくれた。このメンバーで奏でた時間は全て宝物になった。一生忘れない。

昔一緒にバンドをやっていた仲間「田中双美」さんとも久しぶりに一緒に歌えた。前日練習で会った時は「ワイ、いま、歯医者やねん!そない昔みたいに歌えへんねん!」と、目が高速で泳いでいたけど、いざ歌い始めてからはみるみるうちにボーカリストの顔になっていって笑った。普段の仕事と子育てに加え、実行委員長の計り知れない重責と無限の業務、地獄の資金集めに追われた日々だったと思う。そんな中でもあの練習の時間は、昔と変わらず音楽を一緒にやる喜びを分かち合えたような気がして、それがとても嬉しかった。思えばそもそも、彼女と友達になれたのもカラオケがきっかけだったな。

音楽と友達が自分にくれたものを思い出す。

心が熱く湧き立つような時間だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です